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ドコモ・グローバルら、官民・国境横断インフラ構築へ 利用者自身が管理可能

2026/1/9(金)

NTTドコモ・グローバルとアクセンチュアは1月7日、企業や公共機関が認証情報やトークンを安全に発行・管理・検証できる次世代プラットフォーム「Universal Wallet Infrastructure(ユニバーサル ウォレット インフラストラクチャー、以下 UWI)」を共同で構築し、その展開に向けた協業開始を発表した。
UWIの特長は、デジタルID、通貨、資産、文書などを、官民や業界の垣根、国境を越えて円滑に相互利用できることだ。これにより、企業や組織はプライバシーなどの厳格な法規制を遵守しながら、生活者視点に立った新たなビジネスモデルの創出が可能になる。また、分散型技術を基盤に、企業・組織ごとにサイロ化されていた既存のシステム群を連携させ、信頼性の高いリアルタイムなデータ共有と円滑な相互運用性を実現するという。

さらに、UWIは、エッジでのAI活用基盤として、企業や組織が生活者一人ひとりに最適化されたサービスを、適切なタイミングで提供することも可能にする。生活者自身がデータを主体的に管理できる仕組みにより、デジタル社会における信頼の醸成に貢献するとのことだ。

なお、両社は、UWIのユースケースとして、行政サービスと民間ビジネスを想定している。行政サービスでは、手続きを抜本的に簡素化して利便性を高めると同時に、不正利用を効果的に抑止することができるという。一方、民間ビジネスでは、例えば企業の人事領域では、採用、研修、人材配置からコンプライアンス対応に至る一連の業務を効率化し、組織運営の最適化を図ることが可能だ。旅行分野では、航空会社、ホテル、入国審査など、従来は分断されていたシステムを連携させることで、旅行者一人ひとりに最適化された、継ぎ目のない快適な体験の創出ができるとのことだ。

▼関係者のコメント
■NTT ドコモ・グローバル 代表取締役社長 栗山浩樹氏のコメント
今回の協業により、Universal Wallet Infrastructure(UWI)のグローバル展開を加速し、世界規模で新たなデジタルトラスト基盤を構築します。各国でデジタルIDや公的証明書の電子化が進む中、国境を越えた取引や人の移動が日常化する現代において、相互運用性と信頼性を兼ね備えた仕組みは不可欠です。アクセンチュアの豊富な知見と当社の強みを融合し、規制対応と利便性を両立させながら、企業や人々が安心してデジタルサービスを享受できる環境を提供します。さらに、AIがサービスを代行する時代に向け、検証可能な認証と新しい信頼モデルを世界に広げ、革新的な体験を創出します。この取り組みを通じて、オープンスタンダードを基盤とした持続可能なデジタル社会をグローバルに実現し、当社グループのパーパスである「Bridging Worlds for Wonder and Happiness」を体現してまいります。

■アクセンチュア 代表取締役会長 兼 APAC 共同 CEO 江川昌史氏のコメント
現代のデジタル社会において、データをいかに信頼性の高い方法で利活用できるかどうかが、企業の競争力を大きく左右します。NTT ドコモ・グローバルが誇るネットワークインフラ運用の実績や先進的なインターネット技術と、当社のテクノロジー戦略、データ、AIに関する豊富な知見を融合させることで、信頼を基盤とした成長とイノベーションを実現する Universal Wallet Infrastructure を構築します。この協業により、企業や組織による AI を活用したこれまでにないサービスの創出を支援し、生活者との関係性を根本から変革する未来を切り拓きます。

(出典:NTT ドコモ・グローバル Webサイトより)

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