「Miles」はConnect IQ Labs,Inc.が開発したアプリだ。あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と東日本旅客鉄道株式会社は、「Miles」をベースに日本版アプリ「JREAD」を開発し、リワード付与によるユーザーの行動変容などを検証している。



イーデザイン損保は「事故時の安心だけでなく、事故のない世界そのものを、お客さまと共創する。」というコーポレートミッションを掲げている。そして、健康でエコな移動を促進することで、自動車事故の削減と交通手段の最適化を促進し、地域や地域社会の交通課題の解決につなげていきたいと考えているという。

コロナ禍の影響により、全国的な交通事故は減少している。しかし、自家用車での移動需要は高まっており、今後コロナ禍の収束に向けてより一層自動車交通量が増え、渋滞や事故発生のリスクが高まることが予想される。同社は、このような事態を見据えた交通手段の最適化を促進することで、より安心・安全なモビリティ社会の実現を目指している。

「ノルク」は、ユーザーが移動した距離と手段に対応した“マイル”を付与し、たまったマイルに応じてさまざまな特典を提供するスマートフォン向けアプリだ。イーデザイン損保は、「ノルク」の提供により、健康でエコな移動を促進。同時に、交通手段の最適化を推進し安心・安全なモビリティ社会の実現を目指す。

なお、同社は、ノルク活用イメージとして、「ユーザーの移動手段最適化による事故リスクの低減」「ノルクを活用したお客様体験の創造」を挙げている。さらに、これからも、ユーザーとともに保険業界の新しいかたちをつくることを目指して取り組むと述べている。