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エネルギーマネジメント取り組みまとめ【2022年1月~2023年2月】

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2023/3/9(木)

中部電力らが手掛けるEMS

EVを動かすには、充電に時間を割かなくてはならない。そのため、社用車、バス、カーシェアリングなどで数多くのEVを取り扱うには、効率的に運用できるようエネルギーマネジメントシステム(以下、EMS)の活用が必要になる。当記事では、2022年1月~2023年2月に行われたEVのEMS関連の取り組みについてまとめる。

中部電力株式会社(以下、中部電力)

中部電力ら3社は、BEVを活用したEMSの試験導入を3月から開始することを、2023年2月9日付のプレスリリースで明かした。

同取り組みは、中部電力、中部電力ミライズ株式会社(以下、中部電力ミライズ)、および株式会社デンソーの3社で実施する。中部電力ミライズは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社と共同で、「Karuizawa Commongrounds」内の書店やカフェなどの店舗、近隣の居住エリアに太陽光発電設備を設置。同時に、充放電機能を有するBEVを導入する。このBEVは、コミュニティの利用者を対象としたカーシェアの車両、およびコミュニティ内の電気の需給に合わせて、再生可能エネルギーを充放電する蓄電池として活用される。

3社は、カーシェアの利便性を損なわず、BEVの蓄電池としてのエネルギーマネジメント効果を最大化するとともに、コミュニティ内で再生可能エネルギーをシェアするためのEMSを試験的に導入し、運用改善を図る。



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