恵那バッテリー サイネージを使ったバスロケサービスの実証実験を開始
サイネージ画像イメージ
恵那バッテリー電装株式会社(本社:岐阜県中津川市、代表:山口功司)は2018年4月5日(木)より、コミュニティバスの運行を行う中津川市の協力のもと、同市の国民健康保険 坂下病院にて、サイネージを使ったバスロケーションサービスの実証実験を行い、行動変容に与える影響について検証する。
バスロケーションサービスは、乗り換え案内サービス「駅すぱあと」を提供する株式会社ヴァル研究所(本社:東京都杉並区、代表:太田信夫)と恵那バッテリー電装株式会社の技術協力により実現している。
■実証実験について
中津川市コミュニティバスでは、
2017年1月よりコミュニケーションアプリ「LINE」
を使用して、バスの現在位置情報の提供を行っていたが、
バスの主な利用者である高齢者による利用が少ない、
という課題があった。
そこで今回、
利用者が多い坂下病院にサイネージを設置することで、
病院を訪れる多くの方にバスの情報を届け、
行動変容に与える影響について検証し、
コミュニティバスの利用者増に向けた取組を検討するべく、
本実証実験を行う。
なお、本サービスに搭載するダイヤ情報等については、
中津川市が制作した「標準的なバス情報フォーマット(※)」
形式のデータを利用される。
※「標準的なバス情報フォーマット」とは、
国土交通省が2017年3月に、
インターネットの経路検索におけるバス情報拡充のために定めたデ
ータ形式のこと。
<実証実験概要>
・坂下病院内、
1階エントランスホールに42インチのサイネージ用モニタを設置。
・コミュニティバスの運行時間中(月〜金・8:00〜18:
00)、サイネージを使ってバスの案内を行う。
・サイネージには、
コミュニティバスの現在位置を地図上に表示するとともに、
坂下病院にバスが到着する予想時間を、“あと、
約何分で到着します”と表示します。また、「あと、
約5分で到着します」といった音声案内も行う。
サイネージの情報を利用することで、
バス利用者はバスの到着時間に合わせて、
病院の待合室で待つことができるなど、
利便性の向上が期待できる。
夏の暑い日、冬の寒い日、雨などの荒天時にも、
利用者は屋外のバス停で待つことなく、
屋内で過ごせることを想定している。
サイネージ画像イメージ
<実施期間>
2018年4月6日(金)~2018年9月30日(日)予定
※4月5日(木)14:00より、
坂下病院1階エントランスホールでサイネージの説明を予定。
<実施地域>
岐阜県中津川市坂下(国民健康保険 坂下病院)