三重県のリゾート施設、電動バイク50台導入 アプリで利用可能
2021/7/30(金)
Future株式会社(以下、Future)は7月20日、リゾートにおけるデジタルモビリティサービス「GOGO!シェア三重」の提供を開始すると発表した。商業リゾート施設VISON(ヴィソン)に、電動バイク「GOGO!シェア」50台を導入する。
Futureは、次世代電動バイク「GOGO!」の開発・製造を行っている。2021年6月7日からは、愛知県春日井市のJR勝川駅を拠点とした全国初となる電動3輪バイクのシェアサービスを開始した。
今回のサービスでは、アプリで電動バイクの電源のON・OFF、施錠・開錠など利用管理を行うことが可能だ。メーターに付属しているQRコードを読み込むことで、電動バイクの電源がONになり、走行を開始できる。電動バイクの乗り出しや返却は、VISON内にある4つのポートで行う。東京ドーム24個分の広大なリゾート内に点在するホテル、飲食店、産直市場、オーガニック農園など施設内を自由に回遊可能だ。
なお、VISONは、三重広域連携スーパーシティ構想に取り組んでいる。この構想の目的は、さまざまな企業の先端技術を集約することによる生活全般に関わる8つの分野での地方創生だ。Futureは、「GOGO!シェア三重」を導入することで、多目的ツーリズムなど3分野でスーパーシティ構想の実現に向けて貢献すると述べている。