タクシー配車GOが相乗りを今冬、東京湾岸エリアで開始予定
2024/10/9(水)
タクシー配車アプリ「GO」の運営会社、GOはタクシー相乗りサービスをこの冬に開始予定と9月30日に発表した。タクシー事業者と協力して都内・豊洲や勝どきなど「東京湾岸エリア」から相乗りを始める。
新しく始める予定の相乗りサービスは、エリア内の乗降スポット複数から乗り降りする場所をアプリより選択する。GOは、事前に相乗りする客の有無が確定する仕様を予定している。乗客それぞれが支払う料金は同乗の人数にかかわらず通常のタクシー運賃の5、6割ほどを想定している。東京湾岸エリアよりサービスを始める背景は、駅や大型商業施設、病院などが集まる同エリアからは、東京駅はじめターミナル駅への移動需要が大きいためという。
GO 中島宏社長のコメント
「現在多くのお客様およびタクシー事業者様にタクシーアプリ『GO』をご利用いただいていますが、更なる移動の足を確保すべく、相乗りサービスに新たに挑戦していきます。ユーザーにとっては移動の選択肢が増えることで移動の自由度が増す上、タクシー事業者様にとっては需要拡大時の輸送力強化、新たな営業方法の確立による乗務員採用力の向上などのメリットが期待されます。新たな移動の足によって社会インフラの強化や回遊性向上による街の活性化、複数輸送による渋滞解消など、社会にとって良い影響を及ぼすサービスとなることを目指し、新規サービスの開発を進めてまいります」