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物流シェアリング「ハコベル」、ドライバー不足解決に向け荷主向け求配車サービス

2019/1/31(木)

物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」は、2月12日より、一般貨物(2tトラックや4tトラックなど)を取り扱う運送会社向けに、物流業界全体を効率化するための新サービス「ハコベルコネクト」の提供を開始することを発表した。
「ハコベルコネクト」は、物流業界最大の課題であるドライバー不足を解消するための一般貨物事業者及び大手物流荷主向け求配車サービス。各運送会社が保有する案件情報や、運送業務に関する情報をオンライン上で可視化し、運送業務に関係する複数の企業が情報をスムーズに連携できる仕組み。業界課題の根本にある“情報の断絶”を取り払うために、紙・電話・FAXなどのアナログな業務をデジタル化し、一つの案件に関する情報を複数の運送会社やドライバーと共有することで、情報伝達にかかる手間を削減し、伝達ミスをなくす。

物流業界における最大の課題となっているのが「ドライバー不足だ。多くの一般貨物事業者は案件を受注しても自社のトラックだけでは配車しきれず、中には案件の7割以上を他の運送会社に求車している会社も存在している。そのため、運送会社が互いに配車協力をしなければ運送業務が成立しないのが実情。一方で、各運送会社が持つシステムは自社の配車情報のみを管理するためのクローズドなものが多く、協力運送会社との配車のやり取りは紙・電話・FAXなどで行われている。一つの配送案件の情報が複数の運送会社でバラバラに管理されることとなり、その結果”情報の断絶”が発生してしまい、物流業界の生産性の低さにつながっている。

※これまで運送会社と荷主のマッチングサービスとして提供してきた「ハコベル」は、軽トラックやカーゴなどを扱う軽貨物事業者と荷主のマッチングに特化し、名称を「ハコベルマッチング」に変更する。

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