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OpenStreetとさいたま市、シェアサイクルの実証実験を開始 災害時利用への対応も

2018/11/15(木)

OpenStreet株式会社は、「さいたま市シェアサイクル普及事業実証実験」の採択事業者としてシェアサイクルの実証実験を2018年11月14日からさいたま市と共同で実施すると発表した。OpenStreetは、シェアサイクル運営事業者・自治体にシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を提供する。
今回の実証実験は、さいたま市における新たな交通サービスとして、シェアサイクルの有用性や課題の検証を目的とするもの。さいたま市は公共用地の提供を行い、ステーション(駐輪場)等の設備整備や運営はOpenStreetが行う。さいたま市内に設置されている、または今後設置するOpenStreetのパートナー企業(※)が用地を提供するシェアサイクルのステーションと連携して、ステーションの密度を高め、シェアサイクルの利用状況の分析、事業の効果や採算性の検証、本格導入に向けた課題の整理を行う方針だ。

また、本実証実験に伴いシェアサイクルを活用した以下の取り組みを、さいたま市と協議のうえ推進することを計画している。

1.災害時の取り組み

防災に関係する市職員へ「HELLO CYCLING」が利用できるICカードを事前に配布し、有事における通信障害・停電時にもシェアサイクルを開錠・使用して医療施設や防災関連施設への移動手段として利用できるようにする。この取り組みの背景として、OpenStreetは、2018年6月18日に発生した大阪北部地震に際して、鉄道交通機関の停止に伴い「HELLO CYCLING」のシェアサイクルを無償で提供した。当時の利用状況を検証した結果、有事の移動手段として有効であると確認したため、緊急対応を求められる市職員へICカードを配布し、即時に被災現場への駆けつけ等に活用することを目的に本施策を実施する計画。

2.育児期の終了後の自転車買い取り

児童の就学時期に不要となる家庭が多い子供乗せ電動アシスト自転車の買い取りを実施し、OpenStreetの提供するスマートキーを取り付けることによりシェアサイクルとしての再利用を実施する。この施策で、さいたま市の子ども・子育て支援へ貢献したい考え。

3.「HELLO CYCLING」アプリ上での公共施設情報の配信

シェアサイクルのステーションとして提供される公共施設の情報を「HELLO CYCLING」アプリで配信する。臨時休館やイベント開催のタイムリーな配信により、公共施設利用者の利便性向上・さいたま市の情報発信に貢献する狙い。

※ecobike株式会社(APAMAN株式会社100%子会社)、サイカパーキング株式会社、株式会社コインパーキング、シナネンサイクル株式会社、株式会社セブン‐イレブン・ジャパン、株式会社ファミリーマート、株式会社ベルシェアリング、ミニストップ株式会社、株式会社ローソン、など

■実証実験の概要

1.期間

2018年11月14日~2021年3月末(予定)

2.エリア

さいたま市全域

3.「ステーション」設置箇所数

既存の「ステーション」が190カ所稼働中(2018年11月14日現在)
さいたま市提供用地:100カ所以上の用地を対象に順次拡大予定

4.導入自転車台数

既存の自転車約500台が稼働中(2018年11月14日現在)
1,000台以上を目標に順次拡大予定

5.サービスの利用料金

60円/15分(最大1,000円/24時間)

6.備考

補助金や委託料など、さいたま市の費用負担はない

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