物流業界では、ドライバー不足、カーボンニュートラル実現に向けたCO2排出量の削減、地域での持続可能な交通網の維持などの社会課題を抱えている。なお今回のプログラムは、自社の経営資源と協業企業の技術・サービスを掛け合わせて共創するアクセラレータプログラムとしては、国内商用車業界で初めての取り組みだ。（日野調べ）

募集するアイデアのテーマは、「スマートな物流の実現のために」「もっと豊かなモビリティ社会実現のために」の二つだ。社会課題の解決につながる優れた技術やアイデアを持つ企業から、一次審査、ブラッシュアップを経て最終選考の場となるデモデイ（デモンストレーションイベント）に参加する企業を選定する。

参加企業の独創性あふれる技術・アイデアと日野自動車のアセットを掛け合わせることで、人流・物流における社会課題の解決に貢献するソリューションを事業化し、社会への新たな価値提供を目指すという。

なお、日野は、豊かで住みよい持続可能な社会の実現を目指して、中期経営戦略「Challenge2025」において「安全・環境技術を追求した最適商品の提供」「最高にカスタマイズされたトータルサポート」「新たな領域へのチャレンジ」の3つの方向性で取り組む。また、これからも志をともにするパートナーとともにスピード感をもって、社会課題の解決に取り組むと述べている。

(出典：日野自動車 Webサイトより)