日立と日立(中国)、モビリティ研究などで中国のパートナーとの協業に合意
2023/2/14(火)
株式会社日立製作所(以下、日立)と日立(中国)有限公司(以下、日立(中国))は、国家級経済技術開発区グリーン発展連盟、企業、大学とグリーンビルディング(グリーン建築)、クリーンエネルギー、DX、モビリティ研究などの分野で中国のパートナーと協業することに合意した。2月13日付のプレスリリースで明かしている。
今回の発表は、2月11日に北京と東京の会場をオンラインで結んで開催された「第16回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」において行われたものだ。具体的には、「グリーンおよび低炭素技術開発の共同推進に関する覚書」、「ハイテク産業区におけるグリーンおよび低炭素のコア技術の研究、開発、推進に関する覚書」、「スマート園区向けデータ駆動型グリーンモビリティ技術に関する共同研究契約の締結」に合意した。「スマート園区向けデータ駆動型グリーンモビリティ技術に関する共同研究契約の締結」では、日立(中国)、清華大学が、グリーンモビリティにおけるICV※ 関連技術の共同研究契約を締結した。
※ intelligent connected vehicle 人工知能や高度の通信技術を導入し、安全性や効率性の高い自動運転を可能とする自動車の総称。(プレスリリースより)
具体的には、車両とインフラセンサーのデータのクラウド上で統合、車両制御、交通予測、リスク分析などに関する共同研究を行う。そして、モビリティ分野のグリーン化、スマート化、コネクテッド化に注力していくという。また、日立グループは、今回の協業を機に、中国現地のパートナーやユーザーとの協創を強化・加速する。同時に、デジタル・グリーン・イノベーションを原動力として、社会イノベーション事業を成長させ、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現して人々の幸せを支えることに注力。これにより、中国における社会課題の解決や持続可能な発展に貢献していくと述べている。なお、合意内容の詳細は、以下で公開されている。
https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2023/02/0213.pdf
(出典:日立 Webサイトより)