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日立ハイテク、半導体製造装置新製造棟建設 自動化等で生産能力を2倍に

2023/4/20(木)

日立ハイテク笠戸地区
新製造棟(完成イメージ)

株式会社日立ハイテク(以下、日立ハイテク)は、半導体製造装置事業におけるエッチング装置の生産能力増強を図るため、山口県下松市にある笠戸地区に新製造棟を建設する。4月18日付のプレスリリースで明かした。2025年度から生産を開始するという。

半導体関連市場は、AIやIoTの実用化、5G通信、自動運転などデジタル社会の進展に伴い、今後も成長・拡大することが予想される。新製造棟では、需要変動に対応した生産効率化や開発製品の早期量産化を実現できるよう、仮想空間でのモノづくり検証を導入するなど生産ラインのデジタル化や自動化を推進。現行の生産能力2倍を実現するという。

さらに、新製造棟では、さらなる省エネ活動を推進して電力使用量の削減を図る予定だ。具体的な取り組みとしては、再生可能エネルギーの電力導入によるカーボンニュートラル達成にくわえ、太陽光発電システムや電力監視システムの積極採用を行うという。

なお、日立ハイテクは、笠戸地区の新製造棟建設を契機に、今後もユーザーとの協創によるプロダクトにデジタルをくわえたソリューションを提供する。これにより、最先端分野でユーザーの飛躍と成長を手伝い、人々のQoL向上に努めていくと述べている。

(出典:日立ハイテク Webサイトより)

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