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対向車と協調してすれ違い可能 日立Astemo、自動運転技術開発

2023/5/19(金)

相手車両との協調行動
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日立Astemo株式会社(以下、日立Astemo)は、車両周辺環境の3Dセンシング結果を活用して、狭路などでも安全かつスムーズに、対向車と協調してすれ違うことができる自動運転技術を開発した。
日立Astemoでは、これまで一般道での自動運転において、歩行者等の行動変化を予測し、安全かつ自然な減速を行うことで、衝突を防止する基本技術を開発してきた。くわえて、人間が行う運転のように、他の移動体の挙動や物陰からの飛び出し等、潜在的に衝突リスクの高い領域を予測し、予めリスクを回避できる速度や走行軌道で走行する危険予知・回避運転の技術を開発している。

今回開発した技術では、LiDARなどによるセンシングで得た三次元情報を統合し、車両周辺の走行環境を立体的に認識する。同時に、検知したフリースペースや対向車両の挙動から進行意図を理解して経路予測を行うことにより、対向車両と協調した、狭路でのスムーズなすれ違い自動運転を可能としている。

また、同社は、将来的には、2023年3月から販売されている汎用性を高めた高精度な新型ステレオカメラとの連携を視野に入れている。この新型ステレオカメラは、遠方検知と広い画角を両立させるだけでなく、予め機械学習の手法で識別パターンを記憶させることで、高い精度で歩行者や自転車を検知し測距を可能とし、特に交差点右左折時の衝突防止に貢献する。

さらに、同技術は、日立Astemoが保有するAI技術や認識技術を生かすことで、コスト競争力のある電子制御ユニット上で、高度な画像認知や車両制御を可能とするソフトウエア処理を実現している。このため、新型ステレオカメラと連携させることで、狭路での協調行動を可能とする自動運転技術のコスト競争力を高めるという。

なお、同社は、狭路での協調行動による自動運転技術や新型ステレオカメラを、5月23日から、パシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2023 横浜」の日立Astemoブースで紹介する予定だ。

(出典:日立Astemo Webサイトより)

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