ホンダ、プラットフォーム型自律移動モビリティHonda AWVを展示
2022/1/25(火)
本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)は、プラットフォーム型自律移動モビリティの実験用車両Honda Autonomous Work Vehicle(オートノマス ワーク ビークル 以下、Honda AWV)をWorld of Concrete 2022で展示した。1月21日付のプレスリリースで明かしている。
ホンダは、CES2018にてプラットフォーム型ロボティクスデバイス3E-D18を展示した。Honda AWVは、3E-D18を基に開発された頑丈で耐久性の高い電動モビリティだ。GPSによる位置情報、レーダーやライダーによる障害物検知機能、その他のセンサー類を駆使して自律的に走行する。アタッチメントやツールを追加することで、運搬をはじめ、さまざまな作業に活用できる。また、同社は2021年11月、建設会社Black & Veatch(ブラック・アンド・ビーチ)社と共同で、Honda AWVを使用した実証実験を行った。同実証実験は、ニューメキシコ州の大規模太陽光発電施設の建設現場にて1カ月かけて実施。機材のけん引や建設資材、水などの物資を作業現場内のあらかじめ設定した目的地まで運ぶなど、さまざまな作業の検証を行っている。なお、ホンダは、これからも米国での実証実験を通じて、Honda AWVを進化させていくと述べている。
(出典:ホンダ Webサイトより)