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ホンダ「EveryGo」、シェアサイクルやMaaSアプリと順次連携

2021/4/13(火)

シェアサイクルと
EveryGoステーション

本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)は4月9日、同社の展開するカーシェアサービス「EveryGo(エブリゴー)」が、シェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」・「HELLO CYCLING」、および小田急電鉄株式会社(以下、小田急電鉄)のMaaSアプリ「EMot(エモット)」との連携を2021年4月から順次開始すると発表した。

「EveryGo」はクルマを使いたい時に、スマホアプリなどで予約し、無人のステーションから借り出せるカーシェアサービスだ。会員登録は無料で、予約したクルマに搭載された専用機器にICカード運転免許証をタッチするだけでドアロックを解錠でき、そのまま利用できる。

平日は短時間利用が多いという利用者ニーズに合わせて、15分単位での利用が可能だ。2017年に開始した今回のサービスは、現在東京、福岡、大阪、愛知、神奈川、千葉、福島の7都府県で展開し、2021年3月現在、約140拠点・約200台で運営している。

今回連携するシェアサイクルサービスは、福岡市、名古屋市、東京都台東区・墨田区で展開しているCharichari、東京都、神奈川県などを中心に展開しているHELLO CYCLINGとの2つだ。今回の連携によりユーザーは、EveryGoアプリ上でシェアサイクルの貸出/返却ポートや、利用可能な自転車の情報が確認できるようになった。出発地からEveryGoステーションまでシェアサイクルで移動し、予約したクルマに乗り換えることも可能だ。

また、小田急電鉄のスマートフォン向けMaaSアプリEMotとの連携を2021年6月から予定している。EMotは電車・バス・シェアサイクル・デマンド交通・カーシェアなどさまざまな「行き方」をユーザーに提案するアプリで、移動手段の一つとしてEveryGoが利用可能になる。

今回の連携開始により、EMotでEveryGoのステーションを検索しやすくなり、電車で出かけた先でEveryGoに乗り換えて移動する、といった複数の移動手段を組み合わせた移動がより便利になる。なおホンダモビリティソリューションズは、今後もさまざまな分野のパートナーと連携し、新たな移動体験の提供と、新サービスの創出を目指すと述べている。

EMotの画面イメージ(左)
EveryGoアプリの画面イメージ(右)



(出典:ホンダ Webサイトより)

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