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ホンダら、車載用燃料電池をリユースした定置用燃料電池電源の実証実施

2023/12/26(火)

本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)らは12月25日、「副生水素と車両からのリユースを想定した定置用燃料電池電源のデータセンター向け実証」実施を発表した。同実証は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発/地域モデル構築技術開発」事業として採択され、検討を進めてきたものだ。

今回の取り組みは、ホンダ、株式会社トクヤマ、三菱商事株式会社で実施する。具体的には、車載用燃料電池の定置用燃料電池電源へのリユースの可能性を探索する。さらに、燃料電池の有効活用を通じて、定置用燃料電池電源の導入や運用にかかる利用者の経済的負担の軽減、電力の脱炭素化に貢献することを目指すという。

くわえて、同社は、地域展開に適した分散型データセンターに、副生水素と燃料電池を活用する。これにより、データセンターのグリーントランスフォーメーションと、自治体や地元企業のデジタルトランスフォーメーションへの貢献を目指す。

そして、今回の実証で得られる知見を基に、同地域におけるクリーンな電力を用いたデータセンターの導入・拡大や国内外でのビジネス展開の検討を進めていくと述べている。

(出典:ホンダ Webサイトより)

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