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茨城交通ら、茨城MaaS実施へ アプリ上でチケット購入可能に

2021/10/29(金)

茨城交通株式会社(以下、茨城交通)は、茨城県の「DX イノベーション推進プロジェクト」の採択を受けた。10月27日付のプレスリリースで明かしている。

同事業は、関東鉄道株式会社、関鉄グリーンバス株式会社、関鉄パープルバス株式会社、関鉄観光バス株式会社、ひたちなか海浜鉄道株式会社、株式会社みちのりホールディングスと連携して実施する。茨城MaaSの第一弾として、11月6日から龍ヶ崎エリア・水戸エリアにおいて、それぞれ商品販売を連携事業者と共に開始する。

さらに、同取り組みと連携するアプリとして、ジョルダン株式会社が提供する「乗換案内」内で商品を販売する。チケットは、クレジットカードだけでなく、海外でのQRコード支払いなどでも購入可能だ。コロナ禍の終息後に期待されるインバウンド旅行者にスムーズな移動を提供する。

購入したチケットは、スマートフォン上で発行されるため、窓口などでの引き換えは不要だ。チケット操作をして画面を見せるだけでバスや鉄道に乗車でき、コロナ禍において安心して利用できる。

なお、同社は、運行データなどを、標準的なフォーマット(GTFS 準拠方式)でオープンデータとして公開することで、公共交通のデータ利活用も促進するという。このような特徴を持つMaaS共通基盤を構築したことにより、今後、茨城県内の路線バスや高速バスに順次対応し、拡大していく予定だと述べている。



(出典:茨城交通 Webサイトより)

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