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市光工業 安全、そしてその先の安心を支えるクルマの技術

2017/10/26(木)

右:マーケティング部 部長 箕川 彰一 氏 左:経営企画室 室長 高森 正樹 氏

主にミラーとランプの製造で知られる自動車部品メーカーの市光工業。今では当たり前となっている電動格納ドアミラーや、カーキャリア・ワイパー・アルミホイールなどアフターマーケットの製品をPIAA のブランドとして販売していることでも名前を知られている。自動運転やコネクテッドカーの開発が進む中、昨年6 月には国土交通省から道路運送車両の保安基準等の一部改正が発表されミラーレスのクルマの設計・製造が可能になった。そこで市光工業ではカメラを使ってミラーを置き換えるシステムの開発を行っている。また、自動運転が実現したときクルマと他者のコミュニケーションをランプにより行なうコンセプトを発表するなどユニークな開発も行っている。その市光工業が開発しているカメラモニタリングシステム(以下、CMS)とコミュニケーションライティングについて、マーケティング部部長の箕川彰一氏と経営企画室室長の高森正樹氏に伺った。



市光工業のあゆみ



 

─市光工業の歴史と開発してきた製品について教えてください。

市光工業は、1903 年創業の白光舎工業と、市川製作所の2 社が合併し、両社から一文字ずつ取って「市光」となりました。100年以上にわたり、ミラーやランプを中心とした自動車製品の開発・製造を行っています。2013 年には110 周年を迎え、2 年前には経営理念を「MVV」と刷新しています。これはMission・Vision・Value の頭文字で、「照らす」・「映す」で、安全・安心・快適なドライビング環境を創造するというミッションに対し取り組んでいます。また、2000 年からヴァレオが資本参加し技術提携をしており、今年の1 月にヴァレオの子会社となりました。われわれはミラーとランプを中心とした自動車部品の開発と製造をしています。今では当たり前のものとなっている電動格納ミラーの開発やLEDリアコンビネーションランプを世界で初めて開発しました。このように世界初の商品を開発するフロンティア・スピリットのある会社です。最近では、先行車や対向車に応じてライトの向きや明るさを変え、ハイビームでのまぶしさを低減するADB(自動制御ライティングシステム)や、ミラーをカメラとモニターで置き換えるCMS、LED の光源と駆動回路などを1つのパッケージユニットにしたMono LED など、先端技術の開発も行っています。MonoLED は日米で賞をとっています。また、アフターマーケットの製品をPIAA というブランドとして販売しています。

 

PACE AWARD 2016 と第66 回自動車技術会賞をW 受賞したMonoLED モジュール



 

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