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市光工業 安全、そしてその先の安心を支えるクルマの技術

2017/10/26(木)


ヴァレオとのシナジーで競争力を高める

─今年からヴァレオの子会社になりましたが、期待される相乗効果はどういったものがありますか?

もともと2000 年から技術アライアンスの関係にありましたが、今回新しい体制になり、より深い形で開発をすることができます。ヴァレオでは自動運転などさまざまな分野で開発を進めていますが、その一部がCMS よりに取り入れられています。センサーやカメラの技術、画像認識・解析の技術をCMS に組み込んでいくいくことができ、よりスピーディーに開発を進めることができます。

さらに、電子化、ソフトウェアなど次世代のキーとなる部分に注力しており、CMS やライティングにはシステム化・デジタル化の力は必要不可欠です。こうした部分をゼロからスタートしたら時間がかかりすぎます。今まではヴァレオの部門単体との協業でしたが、ライティング部門、センサーの部門、クリーニング部門との協業などを行うことで、魅力的な商品をつくるという点では有利に働いています。

また、ヴァレオと市光工業を足すと世界第2 位のシェアがあるので、スケールメリットを得ることもでき、数としての勝負ができます。例えば両社が同じベースの部品を使ったりすることで、競争力のある価格の商品をつくることもできます。

外資であるヴァレオのやり方だけでなく、市光工業が経験してきた日本のお客様とのビジネスの仕方を大切にしながら協業することで、シナジーを出すことができると考えています。

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