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北いわて圏域においてMaaS事業開始 交通データを一元化し提供

2021/10/1(金)

MaaSアプリ

北いわてMaaS推進協議会は10月6日より北いわて圏域においてMaaS事業を行う。株式会社みちのりホールディングスが、9月29日付のプレスリリースで明かした。北いわてMaaS推進協議会は、IGRいわて銀河鉄道株式会社、三陸鉄道株式会社、岩手県北自動車株式会社、ジェイアールバス東北株式会社で構成される。

同事業は、岩手県「いわて次世代モビリティサービス実証事業(MaaS推進実証事業)」の委託業務として実施する。目的は、北いわて圏域において、当該事業の支援及び地域の交通課題解決に向けたモデル構築の推進。そして、新たなモビリティサービスの協議や連携事業の実施に関わる連絡調整を行うことだ。

同サービスでは、圏域内の複数事業者の交通データを一元化し、アプリ等で情報を提供する。さらに、交通機関の検索、チケットの予約、デジタルチケットの発行、運賃決済などをワンストップで行う。

また、エリア内の飲食店、観光施設、宿泊施設などの情報を統合し、これら施設と連携した企画商品の予約・決済も行う。さらに、デジタルチケットを購入した利用者へのエリア内施設で利用できる割引クーポンも発行する予定だ。同時に、公共交通利用者のデータ(交通行動データ)の収集も行うという。

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