伊予鉄・ジョルダンが松山でMaaS開始 鉄道・バス利用では四国初
2020/8/26(水)
ジョルダン株式会社(以下、ジョルダン)は、株式会社伊予鉄グループ(以下、伊予鉄グループ)が紙チケットで運用するフリー乗車券2種とリムジンバス乗車券をモバイルチケット化し、スマホで購入可能なサービスを開始した。両社の発表によると、四国での鉄軌道・バス活用の本格的なMaaSの取り組みは今回が初めて。
対象となるのは、市内電車 1~4Dayチケット、ALL IYOTETSU 1~4Day Pass※1、 松山空港リムジンバス乗車券の3種類。ジョルダンが運営する「乗換案内(日本語対応)」、「Japan Transit Planner(多言語対応)」のアプリで対応する。※1 市内電車のほか、郊外電車とバス全線が利用可能なチケット。坊っちゃん列車・高速バス・特急バス・伊予鉄南予バスは除く。
チケットの電子化により、利用者はスマートフォン1つで電車・バスのフリー乗車券やリムジンバスの乗車券をキャッシュレスで購入できる。また、「乗換案内」アプリの経路の検索画面から購入できる。例えば松山空港などに到着した際、購入場所を探したり、券売機に並んだりする必要がなくなり、時間にとらわれず乗車券が購入できる。スマートフォン上の乗車券画面を見せるだけで乗り降りが可能となるため、観光客など利用者のサービス向上に期待がかかる。また、フリー乗車券の購入により、いよてつ髙島屋大観覧車「くるりん」を無料で利用することもできる。
さらに、チケットの電子化を行うことで、窓口で紙のチケットの購入が不要になった。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、接触機会を最小限に抑える効果が望めるため、利用者と事業者の安全・安心を守ることにもつながるとしている。
なお、モバイルチケットのシステムは、ジョルダンが日本での総代理店契約をしているMasabi社※2のモバイルチケッティングサービス「Justride※3」の技術を活用しているとのこと。
※2 2007年、英国で初となるモバイルチケッティングアプリを開発して以来、交通機関のモバイルチケッティングサービスの先駆者として、世界4大陸で40以上の顧客にサービスを提供している。Masabiは2012年、SaaSプラットフォームであるJustrideを通じて、アメリカでは初となる交通機関へのモバイルチケッティングサービスを開始し、今ではアカウントベースのバックオフィスも含め、事業者が携帯電話を利用したり、非接触の銀行のカードやスマートカードを使ってサービスを提供することを可能にし、同時に、MaaSを実現している。日本では、ジョルダンが総代理店契約をしている。
※3 公共交通機関を対象としたモバイルチケッティングサービス。このサービスでは、サードパーティのアプリがチケットを選んで支払いを行い、二次元コードのモバイルチケットを、安全なチケットウォレットにより利用者に送ることができる。これまで、世界で多くのパートナーがモバイル発券プラットフォームを自社サービスに統合し、アプリからチケットを販売するなどシームレスな顧客体験を実現している。パートナー企業には、UberやTransit、Gertek、Kisio/Keolisなどがいる。
引用: 伊予鉄グループ・ジョルダンの共同リリースより
https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102605/202008203300/_prw_PR1fl_Q245k3ux.pdf
※3 公共交通機関を対象としたモバイルチケッティングサービス。このサービスでは、サードパーティのアプリがチケットを選んで支払いを行い、二次元コードのモバイルチケットを、安全なチケットウォレットにより利用者に送ることができる。これまで、世界で多くのパートナーがモバイル発券プラットフォームを自社サービスに統合し、アプリからチケットを販売するなどシームレスな顧客体験を実現している。パートナー企業には、UberやTransit、Gertek、Kisio/Keolisなどがいる。
引用: 伊予鉄グループ・ジョルダンの共同リリースより
https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102605/202008203300/_prw_PR1fl_Q245k3ux.pdf