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ヤフー×ヤマト運輸、個人間取引のコンタクトレス配送で連携強化

2020/8/26(水)

ヤフーヤマト1

事業連携のイメージ図

ヤフー株式会社(以下、ヤフー)とヤマト運輸株式会社(以下、ヤマト運輸)は、インターネットオークションサービス「ヤフオク!」、フリマアプリ「PayPayフリマ」において、連携して非対面配送を強化することを発表した。

9月1日から、両社が提供している全国一律の配送サービス「ヤフネコ!パック※1」の中で、ポスト投函型のサービスである「ネコポス」の送料を、個人間取引の中で「ネコポス」最安※2の170円(以下価格は税込)で提供する。

さらに「置き配」をはじめ、さまざまな受け取り方が選択できるEC向け配送商品「EAZY」を、「PayPayフリマ」に今秋導入する。そのほか、一般のユーザーに向け、無人の宅配便ロッカー「PUDOステーション」の設置希望アンケートを「ヤフネコ!パック」ページ上で開始し増設の検討に活用する。
※1:「ヤフオク!」、「PayPayフリマ」で落札された商品を発送する際、ヤマト運輸が提供する「宅急便」「宅急便コンパクト」「ネコポス」の各サービスを全国一律料金で利用できる配送サービス。
※2:個人間取引を提供するオークション、フリマサイト・アプリの中での個人間取引で利用可能なネコポスの最安。2020年8月24日時点。ヤフーが一部を負担する。

■連携強化の背景
両社の発表によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたEC需要の高まりの中、ポスト投函型の配送サービス「ネコポス」の取扱量は、4月~7月までの累計で47.9%※3の増加となった。荷物をポストに届けることで購入者とセールスドライバーの接触が避けられ、非対面での受け取りを希望す利用客からの評価も高いという。

また、3月にヤフーとヤマト運輸が協力し、Web上で実施した「PUDOステーション」での受け取りを活用した発送キャンペーンも好評だったとのこで、キャンペーン実施後は「ヤフネコ!パック」の発送において、全国約5,500台設置している「PUDOステーション」全体の利用率が約2倍に増加した※4

さらに、厚生労働省による新型コロナウイルス感染拡大防止の具体例を示した「新しい生活様式※6」では、基本的感染対策として「身体的距離の確保」が挙げられているとともに、日常生活においては「通販の利用」が推奨されている。

これらの背景を受け、ヤフーとヤマト運輸は、個人間の取引において「ネコポス」、「EAZY」、「PUDOステーション」の利用を通じて非対面取引をさらに推進するべく、今回の連携強化に至った。
※3 2020年7月小口貨物取扱実績:http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/pressrelease/2020/news_200806.html
※4 2020年2月と2020年7月の利用率を比較した数字。両社の発表による。
※5 厚生労働省による新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践例:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html

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