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JR東ら、相乗りタクシー実証を飯山市で実施 高齢者等は相乗りで8割引

2025/10/28(火)

飯山市地域公共交通会議とJR東日本長野支社はこのたび、2025年度日本版MaaS推進・支援事業による取り組みの一環として、「いいやま相乗りタクシー」の実証実験実施を発表した。

同実証の目的は、マイナンバーカード情報等に基づく特定の利用者への割引サービスや、飯山市民から観光客まで、あらゆる利用者が相乗りによる割引料金で格安に利用できる環境の構築だ。同時に、移動の利便性を向上させるほか、市内公共交通の輸送効率を最大化し持続可能な公共交通の運営に結び付けるという。

また、同実証は、NearMeアプリまたは電話で事前予約を受け、目的地の方向や乗車時間帯が近い利用者同士を調整し、効率的な運行でそれぞれの目的地まで送迎。相乗りがない場合は1組でも運行する。実施期間は、2025年10月15日~2026年1月31日の予定だ。

さらに、同実証での割引率としては、飯山市民および観光客であれば、タクシー料金を基準に、相乗りの場合は「相乗り割引」として20~30%の割引を適用する。飯山市民のうち高齢者等は「特定市民割引」が適用され、「特定市民割引」対象の方は相乗りなしでも75%割引、相乗り時は80%割引となるという。決済方法は、Suica等交通系電子マネー、クレジットカード、現金から選択可能とのことだ。

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