JR東日本グループ会社、台北市にOne&Co Taipeiを開設予定
2022/1/28(金)
JR東日本グループ会社の台灣捷爾東事業開發股份有限公司は、日系企業が集積する台北市中山駅近くに、コワーキングスペース「One&Co Taipei」を2022年夏(予定)に開設する。東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)が1月26日付のプレスリリースで明かした。
JR東日本は、「変革2027」に掲げる海外での「より豊かなライフスタイルの提供」の実現を目指している。2019年8月には、シンガポールにコワーキングスペース「One&Co Singapore」を開設した。「One&Co」は、“Platform for Innovative Business”をコンセプトに、日本企業の海外進出や海外企業の日本進出をサポートする。また、スタートアップ企業と大手企業のマッチング機会や、利用者間のコミュニティ形成を促し、その出会いによりビジネス・イノベーションを創発する場となることを目指す。
また、現地スタートアップと大手企業とのマッチングの機会を通じ、新たなビジネスの機会を創出する。同時に、事業共創活動を促進させ、JR東日本グループによる「オープンイノベーションプラットフォーム」として、世界へ展開していくという。
なお、JR東日本は、事業共創活動第一弾として、シンガポールのスタートアップCrown Technologies Holding Pte. Ltdと同社開発のロボバリスタ「Ella(エラ)」を活用している。無人化・省人化による新たなコーヒーサービスの実装を目指し、東京駅および横浜駅で2月28日までテストマーケティングを実施中だ。