ドコモ、JR東日本とMaaSアプリで幕張の回遊性を向上
2023/3/14(火)
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)、JR東日本の千葉支社と千葉市は3月10日、幕張新都心エリアでMaaSアプリを活用した回遊性向上の取り組みを、3月15日から5月31日まで行うと発表した。アプリを通じた情報配信や交通手段の提供で地域の活性化を図る。
幕張新都心エリアを対象とするMaaSアプリ「まくはりMaaS」を通じて地域の住民や来訪者に情報を配信する。3月18日の京葉線・幕張豊砂駅の開業を受けてモビリティ導線を拡充し、快適な移動を手助けする。また、ユーザーの志向に合わせた情報を配信する。
経路検索では、連携する交通事業者のアプリに遷移して簡単に予約や利用が可能。電動キックボードやシェアサイクルとも連携する。また、電車、路線バスの遅延情報をリアルタイムに反映させる。
地域情報の発信では、施設や店舗情報を大幅に増やした。店舗や施設に設置したビーコンから取得されるユーザーの来訪データやアプリのログデータを学習させる。学習にはNTTが開発中の技術「CPS基盤」を使い、ユーザー一人一人の関心に合わせた情報を配信する。