JR東日本、「オフピーク定期券」提供へ 利用者向け特典も展開予定
2023/3/9(木)
東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、「オフピーク定期券」サービスを3月18日から開始する。3月7日付のプレスリリースで明かした。さらに、同社は、「オフピーク定期券」利用者向けにさまざまな特典を提供するという。
「オフピーク定期券」は、平日朝のピーク時間帯以外の時間帯にのみ定期券として利用できる、通常の通勤定期券より割安なSuica通勤定期券だ。東京の電車特定区間内で完結するエリアを対象として提供する。
また、同社は、「オフピーク定期券」利用者限定で、通勤途上の買い物やオフピーク通勤で生まれた時間の有効活用に使える特典をJR東日本グループの各ショップ・サービスで展開する。ほかにも、「オフピーク定期券」利用者限定で、Ringo Passのシェアサイクルを3回利用すると、次の1回の初乗り料金が月に最大4回まで無料になる特典も提供する予定だ。くわえて、2万円以上の「オフピーク定期券」をモバイルSuicaで購入した人には、KDDI株式会社と連携する「新生活にギガチャンス！」キャンペーンの一環として、「povo」の通信容量20GBをプレゼントする。
さらに、Suicaデータの自動連携による交通費精算サービスを活用することで、ピーク時間帯乗車時の交通費でも、連携されたSuica利用データの一覧から選んで精算することができる。同サービスは、株式会社コンカーとNTTコミュニケーションズ株式会社が提供中だ。
対象エリア
(東京の電車特定区間)
