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JR東日本、気仙沼線BRTで60km/hでの自動運転レベル4を目指す

2023/4/7(金)

自動運転のレベル分け
国土交通省資料を参考に
JR東日本で作成

東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、2024年秋頃までに気仙沼線BRTの自動運転バスの自動運転レベルを日本初の60km/hでレベル4に引き上げていくことを目指す。4月4日付のプレスリリースで明かした。
少子化・高齢化が進むことでドライバー不足がさらに課題となっている。このような中、JR東日本は、持続的に公共交通を運営していくために、障害物検知能力を現在よりも向上させるなど、自動運転バスの安全性、信頼性をさらに高め、関係箇所との協議や必要なデータ取得を行う。そして、審査を経ることにより、レベル4に引き上げていくことを目指すという。当面は有人でのレベル4を目指す予定だ。

また、同社は、気仙沼線BRT柳津駅~陸前横山駅間で自動運転バスの自動運転による営業運転を2022年12月5日に開始した。今回の取り組みでは、自動運転バスの自動運転区間として陸前横山駅~水尻川AP間を追加する。これにより、2024年秋頃に自動運転区間は、柳津駅~水尻川AP間(15.5km)になる。


同時に、同社は、自動運転バスの運用を2023年5月1日~2024年秋頃に休止する。休止する目的は、自動運転区間の延伸工事および自動運転バスのレベル4認証取得に向けた車両改修、認証取得に向けたデータ取得のためのテスト走行を行うためだ。さらに、同社は、自動運転区間の延伸工事および走行試験のため、5月8日~11月30日の間、気仙沼線BRT柳津駅~水尻川AP間で一般道への迂回を行うという。


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