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JR東日本、NFCタグを使ったバス乗車サービスの実証実験開始

2021/9/9(木)

NFCタグを使った
乗車サービスの様子

東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、NFCタグを使ったバス乗車サービス(以下、NFC乗車サービス)の実証実験を開始する。9月7日付のプレスリリースで明かした。スマートフォンでNFCタグにタッチすることで、バスに乗車できるという。

NFCタグとは、ICチップを内蔵するシールやカード状の媒体だ。スマートフォンのNFCリーダーモードでNFCタグにタッチするだけで、さまざまなサービスを利用できる。費用を抑えながら省スペースで設置可能だ。

JR東日本は、グループ経営ビジョン「変革2027」において、「シームレスな移動の実現」および 「Suicaの共通基盤化」を掲げている。今回の実証実験は、「お台場レインボーバス」にて9月16日から開始。また、JR東日本と株式会社日立製作所が共同開発した「Ringo Pass」アプリを使用する。

乗車券は、事前購入ではなく、車内のNFCタグへのタッチにより初めて利用実績が確定する。その実績に基づいて、「Ringo Pass」に登録したクレジットカードより月に2回決済が行われる。交通系ICカードでは難しかった「複数人乗車」を、1回のタッチで対応する機能も初めて実現した。

なお、JR東日本は、今後バス利用だけでなく、さまざまなサービスシーンでの活用検討を進めるという。さらに、「Ringo Pass」アプリ内におけるモバイルSuica(SF残高)からの決済により、Suicaが使える環境の拡大を目指すと述べている。


(出典:JR東日本 Webサイトより)

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