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JR東日本ら、放送音量自動制御システム開発 さいたま新都心駅で本格稼働

2023/12/13(水)

同システムの音量制御イメージと概略構成

東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は12月11日、パナソニック コネクト株式会社と、誰もが聞き取り易い放送装置「放送音量自動制御システム」開発を発表した。さいたま新都心駅コンコースにおいて、12月11日から同システムを本格稼働させるという。
同システムの特長は、コンコース内の騒音を、騒音センサーによりリアルタイムで集音し、騒音と放送音量の差を適切に常時維持するように放送音量を自動制御することだ(騒音量+7~10dB程度)。これにより、過剰にうるさく感じることなく聞き取り易さの向上を図ることができる。さらに、放送音が過剰に大きくなる(うるささの閾値を超える)場合には、一定レベル以上に放送音量が大きくならないよう自動で音量を抑える機能(ピークカット機能)を搭載している。

くわえて、既存放送設備と同システムの接続は、ボタン1つでON・OFFを切り替えることができる。これにより、状況に応じて、優先度の高い誘導案内などのアナウンスへ瞬時に切り替えることができるという。

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