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JR九州ら、BRTひこぼしラインでのFC小型バス実証運転実施に合意

2023/2/9(木)

FC小型バスの車両デザイン

福岡県ら3者は、2023年夏頃開業予定のBRTひこぼしライン(正式名称 日田彦山線BRT)において、水素を活用した燃料電池小型バス(以下、FC小型バス)の実証運転を実施することに合意した。2月8日付のプレスリリースで明かしている。

福岡県とCommercial Japan Partnership Technologies株式会社(以下、CJPT)は、カーボンニュートラル実現に向けた水素社会構築を目指し、「水素社会実現に向けた商用FCモビリティ普及に関する連携協定」を2022年12月26日に締結した。今回の取り組みは、同協定の具体化の第1弾だ。福岡県、CJPT、九州旅客鉄道株式会社(以下、JR九州)の3者で、地域交通へのFCモビリティ導入の実現に向け、実証運転に取り組むという。



同実証の目的は、将来のエネルギーである水素を地域全体の持続的な成長につなげるとともに、住民の身近な地域交通利用を通じて、水素への理解を深めることだ。さらに、FCモビリティ導入の可能性を検証し、グリーン交通実現に向けた地域公共交通の選択肢拡大につなげる。くわえて、地域交通への水素利用拡大を図るとともに、日田彦山線沿線地域の振興にもつなげる狙いだ。同実証は、2023年秋頃~2025年春頃に実施する。なお、3者は、今後FC小型バスの実証運転開始に向け3者で準備を進めていくと述べている。

(出典:トヨタ Webサイトより)

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