JR東日本都市開発、秋葉原・御徒町エリアにシェアサイクル「Charichari」導入
2020/12/11(金)
株式会社ジェイアール東日本都市開発(以下、JR東日本都市開発)は、 neuet株式会社(以下、neuet)が運営するシェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」の駐輪ポートを秋葉原・御徒町エリアに導入した。
JR東日本都市開発では、秋葉原~御徒町駅間を“歩きたくなる高架下「AKI-OKA」”と名付けて、多くのユーザーに向けた利用促進を目指した開発を進めてきた。また、チャリチャリはneuet株式会社が運営する「1分4円のシェアサイクルサービス」として2018年2月に福岡市でサービスを開始し、累計300万回以上利用されている(当初はメルカリが「Merchari(メルチャリ)」の名で運営)。2020年4月からは福岡市との共同事業として、現在約340カ所以上の駐輪ポートと約1,500台の自転車を展開し、今年9月からは東京エリア(秋葉原〜上野〜押上〜錦糸町)でもサービスを始めた。
今回、チャリチャリが東京エリアでサービスを開始するのを機に、既存各施設へのアクセス向上や街の回遊性向上という観点から、JR東日本都市開発とneuetは連携してポート導入を開始。12月1日にJR御徒町駅から徒歩1分の高架下空きスペースに駐輪ポートの設置を行ったほか、JR東日本都市開発が運営・管理する秋葉原~御徒町駅間の商業施設や沿線の高架下空きスペースなど計7カ所(12月1日時点)にポートを設置した。
両社は、JR沿線への駐輪ポート設置を行うことで、目的地までのラストワンマイルとしてより便利な移動の実現を目指す。さらに、変形地や柱と柱の間、袋小路になっている場所など、利用用途が限られ、活用が難しい「高架下空きスペース」の有効活用になるとしている。将来的には駅周辺・街全体の放置自転車対策としても期待を寄せているという。