京急電鉄とAirXと資本業務提携 空の新しい交通の形づくりへ
2021/11/5(金)
株式会社AirX(以下、AirX)と京浜急行電鉄株式会社(以下、京急電鉄)は、資本業務提携に関する契約を締結した。AirXが、10月27日付のプレスリリースで明かしている。株式会社サムライインキュベート(以下、サムライインキュベート)と共に、空を舞台とする新しい交通の形づくりを目指すという。
AirXと京急電鉄はこれまで、エアモビリティを活用した観光プランの実現と三浦半島の回遊性向上を目的とする「SKY RESORT MIURA」プロジェクトを実施した。その中で、三浦半島地区における遊覧旅行および宿泊付き商品の開発などの実証実験を行っている。両社は、共同で、東京・船橋・横浜エリアと三浦半島を結ぶヘリコプター路線の開設や、ヘリポートの運営事業を行うことにより、新たな観光の創出を図る。同時に、サムライインキュベートは、継続して事業化に向けた伴走支援を行う。
また、中長期的には、品川・羽田・横浜地区へのスカイポート(空の駅)の設置や、空飛ぶクルマ(eVTOL)などの商用化についても検討を進める。さらに、空を観光だけではなく、移動手段とするような新たな交通の形づくりを目指す。