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京急電鉄とアイシン、三浦半島を周回するナビゲーションサービス提供開始

2021/12/14(火)

「Smart Buddy」画面イメージ(左)
音声案内イメージ(右)

京浜急行電鉄株式会社(以下、京急電鉄)と株式会社アイシン(以下、アイシン)は、混雑を避け、三浦半島を周遊するナビゲーションサービスを12月16日から共同で開始する。京急電鉄が12月13日付のプレスリリースで明かした。

三浦半島では、特定エリア・ルートへの観光客の集中による渋滞や混雑の発生、点在する観光スポットの観光情報・移動手段の不足による回遊性の低さといった課題がある。同サービスでは、京急電鉄が提供する観光型MaaS「三浦COCOON」とアイシンが提供するスマートフォンアプリ「Smart Buddy」を連携。交通渋滞等の社会課題の解決と、三浦半島観光の周遊性向上の実現を目指す。

観光型MaaS「三浦COCOON」は、「エリアマネジメント」と「すごしかた提案」に取り組むためのMaaSプラットフォームだ。京急電鉄とscheme verge株式会社が、2020年10月より提供開始している。エリアマネジメント組織「COCOONファミリー」に参加する三浦半島地域の観光事業者など、108団体(2021年12月13日現在)が半島全体で連携している。



「Smart Buddy」は、音声や画面表示で観光ルートをナビゲーションし、スポットの詳細な観光案内も提供するスマートフォンアプリだ。今回のサービスでは、「三浦COCOON」と「Smart Buddy」を連携することにより、三浦半島において9つの観光コースを共同で展開する。

さらに、観光型MaaS「三浦COCOON」では、地域のモビリティ提供事業者と連携し、周遊時の二次交通としてレンタサイクル、電動キックボード、レンタルeバイクを提供する。公共交通機関とエコな二次交通を利用したルートを提案することで、三浦半島でのCO2排出の抑制に取り組む。なお、同事業は、国土交通省「令和3年度日本版MaaS推進・支援事業」に分散化・混雑回避事業として選定されている。

電動キックボード



(出典:京急電鉄 Webサイトより)

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