配送車両見守りサービス登場、荷物の盗難や車両へのいたずら防止へ
2021/8/18(水)
株式会社ケイソー(以下、ケイソー)は8月11日、配送中の車両に特化した見守りサービス「マモル」を提供すると発表した。このサービスは、株式会社START WITH WHY(以下、START WITH WHY)と共同開発したもので、2021年10月より提供開始予定だ。
ケイソーは、首都圏と九州で軽貨物配送サービスを提供している企業だ。START WITH WHYは、物流マーケティングサービス「PARELL!」を運営している。「マモル」は、配達事業者と近くにいる見守りたい人をつなぐマッチングサービスだ。車を止めて配達をしている間、荷物の盗難や車両へのいたずらを、簡単に近くにいる人に見守ってもらうことができる。宅配中には、配達荷物盗難に遭う、車を傷つけられるなどのトラブルが起こりえる。そのため、ドライバーとは別に一人車に残って監視する人員を雇うことも多くなってきた。しかし、その費用が物流コストを押し上げる要因ともなっている。
ケイソーは、ドライバーが安全に、安心してユーザーの大切な荷物を届けられることがもっと当たり前の社会を実現したいという考えを示している。そのまず第一歩として、「マモル」を活用した盗難や車両へのいたずら防止支援を提供すると述べている。