近年、ネットショッピングの需要がますます高まり、小口配送が増加傾向にある。一方で、高齢化に伴いトラックドライバーが年々減少していることから、配車計画の効率化が求められている。今回の自動配車システムでは、幹線・支線・巡回における配車業務を省人化・業務効率化する。これにより、ユースケースによっては通常の20分の1の業務量にまで削減することが可能だという。

今回SMITH & LOGISTICSが提供開始したのは、行く先がバラバラな荷物と輸送トラックをマッチングする自動配車サービスだ。在庫量、積載率、出荷日付など複合的な観点から最適な配車計画を行う。データの結合処理も独自のDWHで解決可能であり、複数の膨大な最適化の計算も自動化する。さらに、経験値のある現場の担当者の思考パターンを再現することで、配車結果のばらつきの抑制が期待できる。

SMITH & LOGISTICS は、運送業に従事する企業へ、倉庫の完全自動化への支援を行う。運送業に従事する企業、その先のエンドユーザーへの価値提供を通じて、より良い世界を創出する。今回のシステムに留まらず、将来的には全自動倉庫の実現に向けて属人化したあらゆる業務の自動化を行っていくと述べている。