近年、ソーシャルメディアの普及を背景に、個人や法人が所有する遊休資産を貸し借りするシェアリングエコノミー が普及・拡大しており、地域の課題解決にも活用されている。 NTT東日本グループでは、地球環境負荷低減やSDGs達成への貢献、エネルギーコスト削減を目指し、国内一般車両について2030年までの100％EV化の実現に向けて取り組んでいる。

今回の取り組みは、社用車のEV化促進と合わせ、環境負荷低減・地域の移動に関する課題の解決やシェアリングが街のインフラとして浸透した姿「シェアリングシティ」のさらなる推進に貢献する。

具体的には、NTTル・パルクがカーシェアリングサービスの提供主体となり、NTT東日本岩手支店第3ビルの敷地にカーシェアリング用ステーションを開設する。利用者は、スマートフォンに専用アプリ「ノッテッテ」をインストールし、初期登録後に車両の予約や開錠・施錠による運転、決済までが可能だ。4月20日からサービスを開始し、土曜・日曜・祝日の終日、および平日19時～翌8時に利用できる。

なお、提供車両は、除菌スプレーの車内配備に加え、委託業者による除菌作業等を行い、安心して利用できるよう新型コロナウィルス感染症対策に努めるという。