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LUUP、改正道路交通法施行に向けた今後の取り組みについて発表

2023/1/20(金)

株式会社Luup(以下、Luup)は1月19日、改正道路交通法の施行に向けた今後の取り組みについて発表した。

電動キックボードをはじめとする電動小型モビリティは、世界、そして日本にとって新しいものであるため、普及が進む中で安全・便利に走行するためのルールを各国が模索している状況だった。日本では、電動キックボードは保安基準を合わせると原動機付自転車の規格に該当するため、原動機付自転車の走行ルールが適用されていた。しかし、新しく市場に登場した電動小型モビリティ群に合わせたルールは存在していなかった。

また、保安基準を満たさない車両が家電量販店やECサイトにて容易に購入できてしまうことから、本来であれば公道走行不可の電動キックボード車両による違反走行が後を絶たないという問題があった。

電動キックボードをはじめとする電動小型モビリティの車両区分を新しく定める改正道路交通法は、2022年4月19日に国会で成立した。そして、7月1日に施行となる方針が明らかにされている。同社は、電動キックボードをはじめとする電動小型モビリティ専用の交通ルールが初めて定められたことについて、新たなモビリティの安全な普及に向けた前進であると考えているという。

また、同社は、今後の取り組みとして、「新しい交通ルールの周知に向けた啓発活動」、「改正道路交通法に合わせた車両・サービスのアップデート」を実施する。「新しい交通ルールの周知に向けた啓発活動」では、オフライン・オンラインの両軸で、遵守必須の交通ルールや推奨される使い方について、周知の取り組みを行う。

「改正道路交通法に合わせた車両・サービスのアップデート」では、改正道路交通法に合わせる形で車両を新しくする予定だ。また、アプリの仕様も一部変更する。なお、同社は、人と乗り物と街、それらすべてが共生できる社会の実現を目指し、電動マイクロモビリティの安全で有意義な社会実装に向けて、事業を運営していくと述べている。

7月1日以降の新たな交通ルール

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