Luup、横浜に座席・カゴ付き特定小型原動機付自転車「電動シートボード」を導
2025/11/21(金)
電動マイクロモビリティシェアのLuupは、神奈川県横浜市で、座席とカゴが付いた特定小型原動機付自転車「電動シートボード」100台の提供を開始した。既存の電動キックボードや電動アシスト自転車に加え、新たな移動の選択肢として提案する。サービス開始初日には、警察などと連携し安全講習会も開催した。
Luupはこれまで、横浜エリアで電動キックボードと電動アシスト自転車のシェアサービスを展開してきた。今回、新たにラインナップに加わった「電動シートボード」は、サドルに座って運転するタイプの特定小型原付だ。
立ち乗り式の電動キックボードに比べて重心が低く安定しており、前カゴも付いているため、より幅広い層のユーザーが安心して利用しやすいのが特徴だ。これにより、通勤や通学、買い物といった日常的な移動ニーズに、よりきめ細かく対応できるようになる。
サービスは11月18日から開始され、横浜市内に約440カ所あるLUUPのポートで利用できる。料金は、ライド基本料金50円に加え、1分あたり15円の時間料金が課金される。
サービス開始初日には、横浜ランドマークタワーのドックヤードガーデンで、神奈川県警戸部警察署や東京海上グループと連携した安全講習会が実施された。参加者は、電動シートボードをはじめとするLUUPの各モビリティの安全な走行方法や正しい交通ルールについて説明を受け、試乗体験も行った。
Luupは、新たな車両やサービスを導入する際には必ずこうした啓発イベントを実施しており、今後も自治体などと連携して安全利用の呼びかけを継続していくとしている。
電動シートボードの導入により、Luupは、横浜エリアにおけるマイクロモビリティの利便性をさらに高め、地域交通の空白を埋めるインフラとしての役割を強化していく考えだ。








