名古屋鉄道、タッチ決済対応のカードやQRコード等を活用した実証実施
2023/9/21(木)
名古屋鉄道株式会社(以下、名古屋鉄道)らは9月19日、名古屋鉄道の一部駅でタッチ決済対応のカード等を活用した、改札における運賃の支払いに関する実証実験を2024年春より実施すると発表した。
同実証は、名古屋鉄道、三井住友カード株式会社、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社、株式会社ジェーシービー、日本信号株式会社、QUADRAC株式会社の6者で実施する。対象となる支払い方法は、タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)、および同カードが設定されたスマートフォン等だ。さらに、スマートフォン等に表示されたQRコードを入出場時に専用リーダにかざすことで改札を通過できる実証も実施する。また、名古屋鉄道は、同実証の対象となる駅として、中部国際空港駅、名鉄名古屋駅、金山駅の3駅を中心に検討しているという。実証期間は、2024年春~2025年3月末の予定だ。なお、同社は、将来的にタッチ決済対応のカード等を活用した、沿線地域の施設等が提供する買い物や食事等のサービスとの連携も検討し、さらなる地域活性化に貢献していくと述べている。