R4Dは、短距離移動の手段の一つとしてpoimoの社会実装を目指し、研究・開発を進めている。poimoは、R4Dと東京大学大学院工学系研究科の川原圭博教授が総括するJST ERATO川原万有情報網プロジェクトとの共同研究でスタートしたプロジェクトで生まれた電動モビリティだ。空気圧により膨らむ風船構造(インフレータブル構造)で作られている。

Viva Tech 2022は、6月15日から6月18日までフランスのパリで開催されるスタートアップ・テックイベントだ。R4Dは、poimoの海外での認知拡大、欧州ニーズの把握、企業提携の機会創出を目的として、従来のソファ型のpoimoをベースに開発した新しいプロトタイプを展示する。このプロトタイプは、社会実装に向けて、従来のソファ型と比較し、安全性と耐久性をさらに高めている。さらに、より落下しにくい形にボディデザインを変更した。poimoの実物展示は、海外イベントでは初だ。
なお、R4Dは、今後もpoimoの走行性、操作性、耐久性などの向上に取り組むとともに、共創パートナー企業や自治体と社会実装に向けた実証実験に取り組むと述べている。
(出典：メルカリ Webサイトより)