今般、都市でも中山間地でも人口は減少傾向にある。そこに住む地域の人々の生活や生業が持続可能となるような地域社会の形成や、環境負荷の低減、地域の魅力向上、地域活性化に貢献するためには、まちづくりと一体となった地域公共交通の確保・維持が必要となっている。

今回のガイドラインは、まちづくりと一体となった公共交通の確保による、持続可能な地域社会の形成や、都市や移動全体の低炭素化が可能であるBRT等の導入について特に着目したものだ。地方自治体(土木部局、まちづくり担当部局、交通政策担当部局等)や関係機関を対象に、既存の導入事例等を基に取りまとめを行っている。なお、同省は、今後も事例や知見の蓄積等を踏まえ、適時適切に見直しを実施すると述べている。

(出典：国土交通省 Webサイトより)