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三菱電機、自動運転レベル4対応サービスをリゾート施設向けに提供

2025/9/16(火)

自動運転車両の一例
車両開発協力:アイサンテクノロジー

三菱電機は9月11日、自動運転レベル4に対応※1し、配車から車両運行までを無人化した自動運転サービス「xAUTO(エックスオート)」を、リゾート施設向けに10月から提供開始すると発表した。

同サービスは、利用者の予約に基づき、配車から車両運行まで全てを自動で実施する自動運転サービスだ。高度な配車アルゴリズムを備えた運行管制システムにより、複数台の車両の同時運行を円滑に行う。また、LiDAR※2を用いた物体認識技術による障害物検知を行うことで、安全性を確保。さらに、LiDARが誤検知を起こしやすい霧天候下においても、独自の霧対策機能を搭載することで、安全な走行を実現するという。

また、三菱電機は、リゾート施設向けに、同サービスを順次導入するとともに、独自のデジタル基盤「Serendie」を活用し、自動運転車両の運行効率改善などのサービス価値向上に取り組む。将来的には、商業施設、スマートシティなど、さまざまなユースケースに対応した自動運転サービスを展開し、移動時における利便性の向上を通じて、地域活性化や安心・安全で持続可能な社会の実現に貢献していくとのことだ。くわえて、三菱電機は、同サービスを幕張メッセで10月14日~17日に開催される「CEATEC2025」に出展する予定だ。

※1 私有地における
※2 Light Detection And Rangingの略で、レーザー光を照射し、その反射光から対象物までの距離や形状、位置を測定するセンサー(プレスリリースより)

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