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三菱重工ら、物流倉庫での自動化実証完了 トラック荷積み等を検証

2025/11/14(金)

三菱重工業(以下、三菱重工)は11月13日、キリンビバレッジならびにキリングループロジスティクスと進めてきた、飲料倉庫での入出庫およびトラック荷積み・荷降ろしの自動化に関する要素技術の確立を目指す共同実証完了を発表した。

同実証は2024年8月より、三菱重工が横浜・本牧で運営するものづくりの共創空間「Yokohama Hardtech Hub(YHH)」内の実証施設「LogiQ X Lab(ロジックス・ラボ)」や、キリングループロジスティクスの西名古屋支店などで実施したものだ。目的は、ΣSynXの搭載を目指して開発中の新型無人フォークリフトを活用し、柔軟な自律運転や安全な人機協調作業を実現することだ。



3社は、今回の共同実証を経て、将来的にトラックからの荷降ろし、倉庫内荷役、トラックへの荷積みという一連の荷役作業を自動化するためのプロセスを確立し、物流現場における実効性を検証したという。

なお、三菱重工は、引き続き物流オペレーターの不足や労働環境改善、トラックドライバーの作業時間や待機時間削減を目指す2024年問題をはじめとする、物流業界が抱えるさまざまな課題に対し、ΣSynXを適用した「かしこく・つなぐ」ソリューションを深化させ、社会に貢献していくと述べている。

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