国交省、地域交通DX推進プロジェクト「COMmmmONS」開始
2025/7/1(火)
国土交通省は、全国の「交通空白」解消など地域交通の「リ・デザイン」をさらに加速し、持続可能な地域交通を実現するため、連携・協働を軸とした地域交通DX推進プロジェクト「COMmmmONS」(コモンズ)を新たに開始することを発表した。
同プロジェクトの目的は、サービスやデータが連携していない「サイロ化」を打破し、連携・協働を軸とした地域交通のDXを体系的に推進することだ。地域のモビリティ資源をすべての人にとってアクセス可能な共通の社会基盤=“コモンズ”として捉え、サービス、データ、マネジメント、ビジネスプロセスの4つの柱で地域交通の課題解決をもたらすDXのベストプラクティス創出とその成果の標準化および横展開を推進する。
さらに、同プロジェクトでは、生み出された技術的アセットを社会の共通財産として公開・普及させることにより、 地域交通のサービス、データ、政策、ビジネスの相互連携やシステム・データの互換性を確保。これにより、利用者利便や事業生産性の飛躍的な向上を実現するという。なお、国土交通省は、同プロジェクトの進捗や成果を公開するためのウェブサイト(ティザー版)をリリースしている。
COMmmmONS 公式ウェブサイト(ティザー版)
https://www.mlit.go.jp/commmmons/