国交省、自動物流道路を最終とりまとめ 新東名での実証公募開始
2025/8/5(火)
国土交通省道路局は7月29日、「自動物流道路」の構築に向けた最終とりまとめ(案)を公表。建設中の新東名高速道路の区間では2027年度までに実験を実施すること、および参加する事業者の公募開始を発表した。
同実証では、インフラ側の必要面積、輸送効率や事業性の観点から6つのユースケース(拠点での積卸し作業の効率化、自動走行、走路変更、通信安定性・運行管理など)を設定。必要な幅員、加減速や停止・発進に必要な距離、走路変更の可否、トラックから搬送機器への積卸しの自動化技術の適用可能性や性能、通信の安定性、自動走行時の位置精度などについて検証を行
う。
また、同実証では、国土技術政策総合研究所の実大トンネル実験施設を2025年11月19日~12月26日、および2026年2月2日~2月28日に実施する。屋外直線部については、2025年12月15日~12月26日に実施するという。
(出典:国土交通省 Webサイトより)