国交省、「スマートアイランド」実現に向けた実証調査で9地域選定
2021/8/27(金)
国土交通省は8月24日、「スマートアイランド」の実現に向けた実証調査の企画提案募集を行い、実施する全国9地域を選定した。8月24日付のプレスリリースで明かしている。
国土交通省では、離島地域が抱える課題解決のため、ICTなどの新技術の離島地域への実装を図る「スマートアイランド」の実現を推進している。今回は選定された地域にて、離島を有する地方公共団体と新技術等を有する民間企業・団体等が共同で現地実装に必要な実証調査を行う。これにより、各離島地域が抱える物流、交通、エネルギー、医療等の課題の解決を図る。選定された地域は、山形県酒田市(飛島)、東京都八丈町(八丈島)、新潟県佐渡市(佐渡島)、愛知県西尾市(佐久島)、広島県広島市(似島)、島根県海士町(中ノ島)、香川県高松市(男木島)、長崎県新上五島町(中通島)、長崎県五島市(福江島など)の9地域だ。
国土交通省は、同調査で得られた成果や知見を全国に普及・展開させることで、より一層のスマートアイランドの推進及び離島地域の活性化に繋げていくと述べている。なお、各事業の詳細は以下のURLで公開されている。
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001420071.pdf
(出典:国土交通省 Webサイトより)