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国交省、PLATEAUでユースケース開発などの情報提供依頼開始

2022/10/5(水)

国土交通省都市局は、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクト「PLATEAU」で、情報提供依頼(RFI:Request for Information)を開始した。9月30日付のプレスリリースで明かしている。
「PLATEAU」では、現実の都市をサイバー空間上に再現する3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を2020年度から進めている。目的は、スマートシティをはじめとするまちづくりのDXを推進するためだ。

2023年度は、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化のエコシステムを構築していくため、「実装」をメインコンセプトに据えた取り組みを展開していく。RFIでは、広く産学官民の多様な主体が有する先進的・独創的なアイデア、知見・ノウハウ、技術・サービス等の情報を参考にするために実施する。

また、今回のRFIで募集しているテーマは、「3D都市モデルを活用したユースケース開発」、「3D都市モデルを活用した地域のオープン・イノベーション創出」、「Project PLATEAU推進に係る課題についての調査・研究」だ。「3D都市モデルを活用したユースケース開発」では、官民の多様な領域で3D都市モデルを活用したサービスを実装・事業化させ、PLATEAUの利用価値を拡張するためのユースケース開発企画に関する情報を募集している。

くわえて、「3D都市モデルを活用した地域のオープン・イノベーション創出」では、情報発信・情報交流、イベント、アイデアソン・ハッカソン、技術者コミュニティの形成、人材育成など、地域課題の解決や新たなサービス創出をもたらす産学官民のエコシステム構築のための企画に関する情報を募集している。

「Project PLATEAU推進に係る課題についての調査・研究」では、Project PLATEAUで推進している3D都市モデルの整備・更新・活用等に関し、解決すべき課題や、推進すべき事項等に関する調査・研究のテーマ、企画に関する情報を募集している。

なお、募集期間は9月9日~令和4年10月14日18時までだ。情報提供主体は、情報提供を行う各募集テーマの実施主体となり得る大学、研究機関、企業、ベンチャー、業界団体等を予定している。詳細は、以下で公開されている。

https://www.mlit.go.jp/toshi/daisei/plateau_rfi2023.html

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