国土交通省はこれまで、ASV技術の実用化による交通事故削減に向け、産学官の有識者・関係者で先進安全自動車（ASV）推進検討会を構成し、自動運転の実現に必要なASV技術の開発・実用化・普及を促進してきた。

今回の概要・概説とりまとめの目的は、ASV技術について周知・理解の促進だ。自動運転関連用語の概説をとりまとめ、下記ホームページで公開している。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/01asv/documents.html
また、自動運転レベル3以降の呼称も策定。今回の策定により、自動運転レベル3は条件付自動運転車（限定領域）、レベル4は自動運転車（限定領域）、レベル5は完全自動運転車という呼称となった。レベル1およびレベル2の呼称は、平成30年度に運転支援車と策定・公表されている。

国土交通省は、今後も引き続き、ASV技術や自動運転車両の適切な使用を促すことにより、これら技術を搭載した自動車の円滑な普及に努めると述べている。
(出典：国土交通省 Webサイトより)