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国交省、3D都市空間情報プラットフォームを先行公開 オープンデータ化・利活用を促進

2020/12/24(木)

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3D都市モデル内容の一例
浸水想定区域図を3D都市モデルに重ねることで、避難場所の検討などに活用できる。

国土交通省では、都市空間そのものを再現する3D都市空間情報プラットフォームのProject“PLATEAU(プラトー)”を掲げ、全国約50都市の3D都市モデルの整備と、これを活用した都市計画・まちづくり、防災、都市サービス創出等の実現を目指す「まちづくりのDX」を推進している。

同省は22日、プロジェクト成果を発信するためのティザー版Webサイトを公開し、東京23区全域を網羅した3D都市モデルなどを先行公開した。(https://www.mlit.go.jp/plateau/)
※都市空間に存在する建物や街路といったオブジェクトに名称や用途、建設年といった都市活動情報を付与すること

Project“PLATEAU”により、さまざまな都市活動データが3D都市モデルに統合され、 フィジカル空間とサイバー空間の高度な融合が実現する。これにより、都市計画立案の高度化や、都市活動のシミュレーション・分析などを行うことが可能となる。

また、ウェブサイトでは、プロジェクトの進捗プロセスを継続的に発信していくと同時に、3D都市モデルをはじめとする各種データをオープンデータ化し、誰もが活用できるように整備する方針だ。

今後のスケジュールは以下写真の通り。
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これからもWebサイトやSNSを通じて3D都市モデルやそのユースケースを順次公開し、3D都市モデルの活用による全体最適・市民参加型・機動的なまちづくりを実現していく考えだ。

当記事で使用した写真は、国土交通省の報道発表資料より抜粋。
https://www.mlit.go.jp/report/press/toshi03_hh_000068.html

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