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MONET、湖西市と次世代モビリティサービスの連携協定結ぶ

2020/1/24(金)

MONET Technologies株式会社(モネ・テクノロジーズ、以下MONET)と静岡県の湖西市は、「自動運転社会に向けた次世代モビリティサービスに係る業務連携協定」を、2020年1月23日に締結したと発表を行った。
MONETと湖西市は、今後の社会情勢に対応する新たな公共交通施策に関する検討を進めており、2019年8月には、自動運転車両の普及に向けた次世代運行サービス施策や、市内移動の回遊性向上、移動に係る諸問題の解決と利便性の拡充などを検討するため、覚書を締結していたという。今回締結した協定に基づいて、
今後両者は、次世代モビリティサービスの社会実装に向けた実証実験などに取り組んでいく方針だ。

■連携協定の概要

MONETが発表したプレスリリースによると、協定の概要は下記の通り。

1.目的

自動運転社会に向けた次世代モビリティサービスに関する先進的な技術開発や実証実験を通して、誰もが安全で快適に移動できるまちづくりを推進する

2. 連携事項

(1)次世代モビリティサービスの実装に向けた実証実験の実施
(2)地域企業と市民に貢献する次世代モビリティサービスの検討
(3)地域経済活性化に貢献する次世代モビリティサービスの検討
(4)その他、前項の目的を達成するために必要と認める事項

3. 具体的な取り組み

湖西市は、市内の各企業が運行する企業シャトルバスが公共交通として活用可能な資源となる可能性を探りつつ、MONETと連携して自動運転社会に向けた次世代モビリティサービスを提供することで、市内の企業が抱える交通課題や公共交通課題の解決を図っていく方針だ。そのための取り組みの一つとして、湖西市とMONETは、趣旨に賛同する市内の企業とともに「湖西市企業シャトルBaaS研究会」を1月28日に設立し、次世代モビリティサービスの社会実装に向けた研究などを進める予定だ。

2020年4月以降は、湖西市内を運行する企業シャトルバスと地域コミュニティバス「コーちゃんバス」を連携し、企業シャトルバスを地域住民も利用できるサービスの実装に向けた実証実験や調査などを行う予定とのことだ。
※BaaS: BusとMaaS(Mobility as a Service)を掛け合わせた、湖西市による造語

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