東京メトロアプリにMaaS機能を追加 「my! 東京MaaS」始動へ
2020/4/1(水)
東京地下鉄株式会社(以下、東京メトロ)は、鉄道・シェアサイクル・タクシー・コミュニティバス・航空等の多様なモビリティやサービスと連携し、東京における大都市型MaaSの取り組み「my! 東京MaaS」を開始。2020年7月には東京メトロアプリをリニューアルし、マルチモーダル経路検索機能を実装する。この機能追加により、鉄道、シェアサイクル、タクシー、コミュニティバスを含む経路検索が可能になる。
■大都市型MaaS「my! 東京MaaS」のコンセプト
東京メトロは、大都市型MaaS「my! 東京MaaS」により、多様なモビリティやサービスとの連携を通じて更なる稠密性や連続性を追求し、パーソナライズされた移動経路・付帯サービスや、リアルタイムな運行情報を新たに提供することで、顧客一人ひとりのニーズに応え、これまで以上に移動を快適に楽しく、さらには移動需要の創出を目指していく。これらの取組みにより、都市の活力を高めるとともに、SDGsの達成につなげ、MaaSを通じて実現したいデジタルなサービスと、東京メトロが今までも取り組んできた、リアルな交通ネットワーク改善を好循環させ、今の地下鉄ネットワークをさらに磨き込んでいく方針だ。

■東京メトロが目指す「大都市型MaaSの全体像」
「パーソナライズド」「リアルタイム」をキーワードに、移動しやすい東京を目指す。また、積極的に目的地サービスとの連携を図り、新たな移動価値の創出に取り組む。
■東京における大都市型MaaSネットワークの形成
地下鉄駅直結・駅至近エリアの都市活動を引き続き推進しながら、今後の社会構造の変化を見据え、様々な人がより円滑に移動できるよう、ネットワークの稠密性・連続性を更に高める。
■2020年7月、「東京メトロアプリ」リニューアル
アプリのリニューアルにより、地下鉄やバスに加え、シェアサイクル、タクシーを含めた経路検索が可能になる。
■「my! 東京MaaS」を通じて目指す将来像
連携パートナーと以下の取組みを推進し、東京の移動に新たな価値を共創する。